ワキガ・多汗症の治療には、手術法とボトックス法があります。
●手術法
においが気になるのであれば手術がお勧めです(グランドシェービング法:20万円)。
直接手術する部位をみないで行う盲目的な吸引法や稲葉法と異なり、当院の方法は腋の下のしわにそって3センチほど切開し、直接目で見ながら汗・臭いのものととなる汗腺を切除します。手術は局所麻酔で行います。両側で約2時間弱の手術ですが、2〜3日は圧迫の為にガーゼを糸で固定した状態になります。
最も根治的な方法ですが、欠点は切開したキズが残ることです。かなり目立たなくなりますが、、。
術後数日間は肩の安静が重要になります。シャワーは下半身のみにしてください。服も前あきの物がよいでしょう。ガーゼを除去した後は、糸はまだついてますが、シャワー等は可能です。多少でしたら手を使っていただいてもかまいません。1週間後に抜糸ですが、これ以降は普通の生活が出来ます。1ヵ月ぐらいの時が一番キズが汚い時で、瘢痕が赤かったり硬かったり、腋に黒っぽい色がついたり、引きつって変な感じになったりといろいろあるのですが、3ヵ月から半年ぐらいでやわらかくなり、色も目立たなくなっていきます。
100%臭いがなくなるというよりは100が10-20の正常範囲になると思ってください。また、腋の毛もある程度この手術で少なくなってしまいます。汗の量もゼロというわけにはいきませんが、確実に減りますので、服の黄ばみの程度も改善するでしょう。盲目的な方法にくらべ、キズは確かにすこし大き目ですが、皮膚直下の大事な血管は温存されますので、最終的な皮膚の色も良く、結果的に切開創も最もきれいになります。過去に様々な手術で腋臭症の手術を行ってきましたが、このグランドシェービング法は最も患者さんに喜んでもらえる方法でした。
●ボトックス(BotoxR)
また、手術はちょっと、という方や臭いではなく汗の量がとても気になるという方には、ボトックスという注射と脱毛を組み合わせたプランがお勧めです。
ボトックスは汗を出しなさいと命令する神経の働きを強制的にブロックするので、汗自体がでにくくなります(注射後3日から1週間で効果が出現してきます)。臭いが気になる場合には脱毛を組み合わせると、細菌の繁殖の場所が少なくなる為、相乗効果があります。当院では、1回目のワキの脱毛はボトックスの料金に含まれています(2回目以降の脱毛は、ご希望により1〜2ヵ月ごとに1回1万円です)。ボトックスの効果は3ヵ月から半年しか持続しませんが、傷も残らず、注射自体はあっという間におわり、その後も通常通りの生活がおくれるので、よい方法です。たとえば夏だけ汗が気になるのなら5〜6月、もしくは7月初旬に注射しておけば効果はひと夏持つと思われます。
痛みに弱く注射も怖いという方には、麻酔のテープを貼って施術すると痛みが和らぎますのでお申し付けてください。
料金は初回10万円、2回目が8万円、3回目以降が6万円です。もし、ボトックス法を行ってご満足いただけず、手術に移った場合には手術料金が15万円とやや割引致しております。