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目頭切開修正法

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症例写真
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手術内容 目頭切開修正法
執刃医師 Dr.三苫

手術前 修正手術後

手術前のデザイン

手術終了直後


手術ポイント

日本人をはじめ、アジア人は、目頭側に蒙古ひだという皮膚のひだがあり、これがアジア人らしい、優しい雰囲気をかもしだす一つの要素になっています。松島奈々子さんや黒木瞳さん、準ミスになられた知花くららさん、チャン・ツィーなど、数え上げればきりがありませんが、どなたもとてもお奇麗ですが、よくお顔をみるとしっかり蒙古ひだははっております。ですが、どこかアジア人らしい綺麗さがあって(これをアジアンビューティーというのでしょうか?)凜とした中にもやさしさがあります。この蒙古ひだをバランスを考えずに安易に切ってしまう(しかも単純にイメージのみで並行型の二重にしたいから、と、きりすぎてしまうと特に)とどうなるでしょうか。目自体は単体でみるとおかしくないのですが、お顔全体でみると、妙にそこだけ外人ちっくで、アジア人には似合わない目になることも多く、怖い目になることが大いにあるのです。やさしさや若さが失われ、怖い印象をあたえるとともに、ひどいといわゆるロンパリ、といわれるような焦点が定まらない感じになります。これは黒目間距離を無視して、目頭切開を行った結果です。そのような方の修正手術ですが、目頭切開では、蒙古ひだを解除、または切り取ってあるために、完全に元の目に戻すことはできません。ただ、ひだを再建して今よりは優しい目にしてあげることは可能です。目頭切開修正は、当院のような個人病院ですと、へたをすると目頭切開より多い手術です。その多くは、手術自体の失敗というよりは(たしかにぎょっとする失敗もまれにありますが)、術前のコミュニケーション不足により、安易に目頭を切られた結果であることが多く、要するに「術後のイメージが術後と違った」、「こんなはずではなかった」、ということが大半で、誰の目から見ても大失敗というケースは少ないものです。ですので、まったくしらない第三者がはじめてみれば、初めてお会いすればわからないケースも多いのですが、ご本人さんは、術前とあまりにお顔のイメージがかわってしまい、非常に苦しんでいるケースも多いものです。

 この修正手術は患者さんにとっても非常につらい手術です。なくなってしまった蒙古ひだをつくるわけですから、そこに皮膚を張るためにどうしても傷が表にきます。傷は症例やご希望により、真横になったり、目の下に斜めについたりするのですが、傷は1月くらいを中心に、赤かったり硬かったり盛り上がったりして、お化粧でもごまかしにくく二ヶ月の声を聞くまでは、隠しづらく、しかも形も完全に元に戻るわけではない、という過酷な手術です。半年お待ちいただければ、すっぴんでも素人さんレベルではわからないくらいまで、傷は落ち着きますが、われわれ玄人やご本人さんには、修正の傷はわかるかと思います。ただ、お化粧をすればまず大丈夫でしょう。傷を取るか、形をとるか、とう究極の選択の手術でもあります。安易に修正手術を考えてほしくないこと、術後のフォローも非常に大変なので(術後、必ず数回はメールやお電話、定期診察以外での問い合わせ・診察がきます)、大変もうしわけありませんが、高めの料金設定(45万円に消費税)を行っております。それでも修正の相談はあとを絶たないのが現状です。皆さんくれぐれも安易に目頭切開を受けないようにしましょう。もちろん、本当に適応のある方で、ご希望をよく聞いて日本人らしさを失わない程度にひかえめにやるか、目や鼻、輪郭など、他のパーツもがっつりいじって、かつ、ばさっと目頭をきって外人顔になりたいなど、ご希望に沿ってきちんと行えば知的で奇麗になれる手段なのですが(ちなみに目頭切開のモニターさんを募集しております。よろしければご連絡ください)。。。この症例のかたも、目頭切開はしないほうがいいですよ、あなたには似合いませんよ、というご忠告をさせていただいたのですが、どちらかで目頭切開をされてこられました。また、通常はもとのはばよりやや控えめに戻すのが、全体的に奇麗にまとまるのですが、どうしても、目の間を術前の35ミリに戻してほしい、というお願いに根負けして、そのとおりにしました。今は、ご本人さんもちょっと戻しすぎた、と多少後悔しておられますので、いずれまた修正をしなければいけないかもしれません。この手術は蒙古ひだが多少できて、あくまでも現状よりもやさしく見える、というのを目標に行う手術です。くれぐれも肝に銘じておいてください。

 この修正で、今よりもやさしくなった、とご満足いただける方が半分、また、頭では元には戻らないとわかっていても、また、確かに修正前よりはいいのだけど、自分の目頭切開前のイメージが抜けずに不満足といわれる方が半分、正直、術者としても、心境としては微妙な手術です。ただひたすら、前よりはよくなった、といわれることを願ってメスをにぎります(;;)。目頭切開の修正を行っているクリニックは非常にすくないものですから。。。それでも、半分の方は感謝してくれているので、救われているといったところでしょうか。

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